・生者のイキカタ(ファンタジー・完結)
国を失い、追われる立場となった姫はただ一人の騎士を伴って逃亡の途上を行く。姫はもう誰も巻き込みたくないからこそ、騎士は不確定要素を排除したいからこそ、誰にも会いたくなかった。
当ても無く彷徨うだけの男は、過去において決定的に成り損なった故に誰とも関わりたくなかった。
しかし、望みに関わらず、思惑を無視するように、出会いは果たされる。
誰もが望まなかった出会いから望む先へと進む物語は始まる。
第一幕:望まぬ出会い
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第二幕:その手に無い選択
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第三幕:引き下がらない一歩
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第四幕:認めるしかない過去
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最終幕:終わらない結末
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